こんにちは、yeni ディレクターの九冨 里絵(くとみ りえ)です。


デザイン性を重視したランジェリー、補正下着などジャンルを問わず、多くのブラジャーやショーツは着用時の身体の美しさと締め付けなどの着心地のバランスが大変重視されます。


色や装飾という上物のデザインへのこだわりだけで下着をつくることはできません。

生地やゴムの伸び率、ホックの数、カップのつくり、細部にまで計算が必要です。


下着を作り始めた時、難しく感じたのは心躍るデザインと機能性の両立でした。無理な締め付けを我慢することなく、デザインを妥協することなく、一番好きな自分でいることができる、心地良い下着を目指しました。

 

このコラムではブランドディレクターの目線で「ランジェリーという装飾品」であり「アンダーウエアという消耗品」でもあるyeniの下着づくりの哲学についてお話しできればと思います。

今回はビキニレースショーツをご紹介します。

 

「シンプル」「付け心地がいい」だけじゃなくて「かっこよくて、色っぽい」コーディネートができるビキニレースショーツ

 

ビキニレースショーツはDEBUT COLLECTIONのスパイスのような存在です。

ショーツだけで見ると大胆なデザインですが、シンプルな顔のノンワイヤーブラと合わせるとバランスが取れた大人のコーディネートになります。

ビキニレースショーツの総レースのバックスタイルは華やかで、程よいデザイン性と洗濯機でも洗える手入れのしやすさを両立することができました。

ニューヨークの女性に教えてもらった、シンプルなブラとレースショーツやソングのコーディネート

 

わたしは昔から、上下どちらもレースのランジェリーは日常使いには華やかで重たすぎるように感じることがあって、なんとなくイベントのある日や凝った洋服を着る日に合わせることが多いです。かといって、毎日毎日、つるんとした見た目の下着ばかりでは味気ないし。

yeniのノンワイヤーブラとビキニレースショーツはお気に入りのコーディネートです。華美ではなく、洋服との組み合わせに悩まず日常使いができるコーディネートになりました。

 

シンプルなブラジャーとレースのショーツのコーディネートの原点は、ニューヨークで実際に会った女性たちです。

 

以前仕事でニューヨークを訪れた際に『ブラとショーツをバイカラーで楽しむコーディネートを紹介でも紹介したソングが有名なHankyPankyとイタリアに生産背景を持ちデザインもサイズ展開も豊富なcosabellaのメンバーに会う機会がありました。

 

仕事で忙しく動き回ったり、地下鉄やタクシーでの移動があったり、仕事の前後のワークアウトのためにウェアに着替えたり、アクティブな彼女たちの多くはシンプルなノンワイヤーブラやモールドカップのワイヤーブラとソングやレースショーツを組み合わせていることが多く、彼女たちの生活感と感性に新鮮さを感じました。

 

ボトムにラインが響きにくく、実用性のあるアイテム。通気性がよく、暑い時期にも。


yeniのビキニレースショーツは履き口が深く、脚を長く見せます。
また、脚周りがレースのため、ボトムにラインが響きにくくなっています。
レースショーツは通気性にも優れており、蒸れが気になる暑い時期にもおすすめです。

 

下着のコーディネートを楽しむ


このコラムでも度々書いていますが、yeniのブラジャーとショーツは上下別々のカラーを合わせてコーディネートができるデザインになっています。ブラは1種類なのに、ショーツのデザインは5種類。形と色の組み合わせはなんと25種類もあります。ブラジャーが1型で25種類もの組み合わせが楽しめる魔法のコレクションなのです。

 

yeniを通じてより多くの女性にお洋服をコーディネートするように自由に、下着のコーディネートも楽しんでほしいと思います。

 

シンプルな顔のノンワイヤーブラと幅広のレースを大胆に使用したビキニレースショーツはバランスが取れた大人のコーディネート。

 

是非あなたの下着のワードローブに加えていただければ、こんなに嬉しいことはありません。


ビキニレースショーツ


前回のコラム
誰かに話したくなるyeniのこだわり、洗濯表示はタグから印字へ

 

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2023 52 01